記事を公開してSearch Consoleに表示回数が発生しても、その数字だけでは、どのような検索で記事が表示されたのかは分かりません。
検索キーワードを確認すると、特定の記事が実際にどのような検索に対して表示されたのかを見ることができます。
ただし、Search Consoleを開いた直後に表示されるクエリは、サイト全体のデータです。
特定の記事を確認するには、先にページを選び、その後でクエリへ戻る必要があります。
この記事では、記事別の検索キーワードを確認する手順と、実際のクエリを「狙い通り・ずれ・データ不足」に分けて判断する方法を解説します。
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表示回数が0のままの場合は、クエリを見る前に、確認条件やインデックス登録の状態を切り分けます。
Search Consoleで表示回数が0の原因|登録後に確認する順番
検索キーワードを見る目的は記事の方向性を確認すること
Search Consoleで検索キーワードを見る目的は、クエリの一覧を眺めることではありません。
自分の記事が、どのような読者の悩みに対して検索結果へ表示されているかを確認することです。
記事の表示回数だけを見ても、次のことは分かりません。
- どの検索キーワードで表示されたのか
- 想定した読者の悩みと結びついているのか
- 関係の薄い検索で表示されていないか
- 記事の方向性を見直す必要があるのか
私のブログでは、「不動産投資 返済比率」というクエリで、表示回数2回、平均掲載順位83.5位と記録された記事がありました。
クリックはありませんでしたが、クエリを確認したことで、記事が想定していたテーマと関係する検索で表示され始めていることが分かりました。
表示回数だけを見るよりも、実際のクエリを見る方が、記事と検索者の悩みの接点を確認しやすくなります。
ただし、表示回数2回のような少ないデータだけで、記事が成功した、検索意図と完全に一致したとは判断できません。
クエリは、記事に対するGoogleの評価を断定する数字ではなく、実際にどの検索で表示されたかを確認する材料として使います。
Search Consoleで記事別のクエリを確認する手順
Search Consoleを開いた直後のクエリ一覧には、サイト全体の検索キーワードが表示されます。
特定の記事に対応するクエリを見るには、次の順番で確認します。
- Search Consoleを開く
- 左側のメニューから「検索パフォーマンス」または「検索結果」を開く
- 画面下部にある「ページ」を選ぶ
- 確認したい記事のURLを選ぶ
- ページフィルタが設定されたことを確認する
- 画面下部の「クエリ」へ戻る
クエリへ戻ると、選択した記事が検索結果に表示された検索キーワードだけを確認できます。
画面上部に、確認したい記事のURLを示すページフィルタが残っているか確認してください。
ページフィルタがない状態では、再びサイト全体のクエリが表示されます。
別の記事を確認する場合
別の記事のクエリを見る場合は、現在のページフィルタを解除し、「ページ」から確認したい記事を選び直します。
前の記事のフィルタが残ったままだと、別の記事を確認しているつもりでも、同じ記事のクエリが表示されます。
ページ一覧に記事が表示されない場合
確認期間内に表示回数が発生していない記事は、ページ一覧に表示されないことがあります。
その場合は、確認期間を広げたうえで、ページフィルタに記事のURLを直接指定して確認します。
それでも表示回数が0の場合は、クエリを判断するためのデータがまだ発生していません。
クエリ・表示回数・掲載順位を一緒に確認する
記事別のクエリを表示した後は、検索キーワードだけでなく、表示回数、クリック数、平均掲載順位を一緒に確認します。
| 項目 | 確認できること |
|---|---|
| クエリ | 記事が実際に表示された検索キーワード |
| 表示回数 | そのクエリの検索結果に記事が表示された回数 |
| クリック数 | 検索結果から記事が開かれた回数 |
| 平均掲載順位 | 記事が表示されたときの平均的な検索結果上の位置 |
たとえば、狙ったテーマに関係するクエリで表示回数が発生していれば、記事と検索キーワードの接点は生まれ始めています。
一方で、表示回数が数回しかない段階では、平均掲載順位やクリック数が大きく変動します。
少ない数字だけを見て、すぐに記事を書き直す必要はありません。
表示回数があるのにクエリが表示されない場合
ページ単位では表示回数が発生しているのに、クエリ一覧に検索キーワードが表示されないことがあります。
Search Consoleでは、利用者のプライバシーを保護するため、検索回数が少ないクエリなどが表から省略される場合があります。
そのため、クエリが空だからといって、検索キーワードが一度も発生していないとは限りません。
ページ全体の表示回数と、クエリ一覧に表示される数字が一致しない場合もあります。
想定した読者の悩みと実際のクエリを比べる
記事別の検索キーワードを確認したら、完全に同じ言葉が出ているかだけで判断しません。
検索者が抱えている悩みと、記事で示している解決方法が一致しているかを見ます。
まず、記事を作成したときの想定を整理します。
- 誰に向けた記事なのか
- その読者は何に困っているのか
- 記事を読むと何を確認・判断できるのか
- 読者はどのような言葉で検索するのか
次に、Search Consoleに表示されたクエリと比べます。
たとえば、「不動産投資の返済比率を確認する方法」を解説した記事に対して、「不動産投資 返済比率」というクエリが出ているなら、想定した悩みと実際の検索には関係があります。
一方で、同じ記事に「不動産投資 利回り」など別の論点のクエリが多く出ている場合は、記事内で返済比率以外の説明が強くなっている可能性があります。
ただし、表現が完全に一致しなくても、検索者が求める答えが同じなら、ずれとは限りません。
次の3点をまとめて確認します。
- 実際のクエリが記事のテーマと関係しているか
- クエリから想定される悩みに本文が答えているか
- タイトルと本文が同じ悩みを扱っているか
記事別クエリを狙い通り・ずれ・データ不足に分ける
クエリを確認した後は、記事をすぐに修整するのではなく、状態を分けて判断します。
| 確認結果 | 判断 | 次にすること |
|---|---|---|
| 想定した悩みと関係するクエリが出ている | 狙い通り | すぐに修整せず、表示回数と掲載順位の推移を見る |
| 関連はあるが、想定とは少し違うクエリが出ている | 部分的なずれ | 記事内で強く扱っている悩みや説明を確認する |
| 関係の薄いクエリが中心になっている | 記事の対象が曖昧な可能性 | タイトル、読者の悩み、記事の解決内容を見直す |
| クエリや表示回数が数件しかない | データ不足 | 少ない数字だけで修整せず、データの蓄積を待つ |
| 表示回数はあるがクエリが表示されない | 少数クエリが省略されている可能性 | 検索キーワードが未発生だと断定しない |
想定したクエリが出ている場合でも、表示回数が少なければ、記事の方向性が完全に正しいとはまだ判断できません。
反対に、想定外のクエリが一つ出ただけで、記事の方向性が間違っているとも判断できません。
複数のクエリや一定期間の推移を見て、同じ傾向が続いているかを確認します。
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Search Consoleの検索キーワードに関するQ&A
サイト全体と記事別のクエリは何が違いますか?
サイト全体のクエリには、サイト内の複数ページが表示された検索キーワードが含まれます。
記事別のクエリは、ページフィルタで選んだ記事が表示された検索キーワードだけに絞ったものです。
特定の記事の方向性を確認するときは、記事別のクエリを見ます。
クエリが少なくても記事を修整した方がいいですか?
表示回数やクエリが数件しかない場合は、すぐに修整しません。
少ないデータでは、一時的な検索や偶然の表示によって結果が大きく変わるためです。
まずデータが蓄積するのを待ち、同じ傾向が続くか確認します。
狙ったキーワードが表示されないのは失敗ですか?
狙ったキーワードが表示されていないだけでは、記事の失敗とは判断できません。
表現は違っていても、同じ悩みを持つ検索クエリで表示されている場合があります。
完全一致する言葉だけでなく、検索者の悩みと記事の答えが一致しているかを確認します。
想定外のクエリは記事から削除した方がいいですか?
クエリ自体を記事から削除するという判断はしません。
想定外のクエリが出た理由として、記事内の一部の説明が検索と結びついた可能性があります。
そのクエリが記事の役割と関係しているか、読者に必要な説明かを確認します。
表示回数はあるのにクエリが出ないのはなぜですか?
検索回数が少ないクエリなどは、利用者のプライバシー保護のため、Search Consoleのクエリ一覧に表示されない場合があります。
クエリ一覧が空でも、ページ全体に表示回数があれば、検索結果への表示は発生しています。
まとめ|クエリから記事と読者の悩みの接点を確認する
Search Consoleの検索キーワードを見る目的は、単にクエリの一覧を確認することではありません。
特定の記事が、どのような読者の悩みに対して検索結果へ表示されているかを確認することです。
確認する順番は次の通りです。
- 検索パフォーマンスの「ページ」を開く
- 確認したい記事を選ぶ
- 「クエリ」に戻り、記事別の検索キーワードを見る
- 表示回数、クリック数、平均掲載順位を確認する
- 想定した読者の悩みと実際のクエリを比べる
- 狙い通り・ずれ・データ不足に分ける
記事と関係するクエリが出ていても、データが少ない段階では急いで修整しません。
一方で、関係の薄いクエリが継続して出ている場合は、タイトル、読者の悩み、記事で示す解決方法が一致しているかを見直します。
クエリを記事の成否を決める数字としてではなく、記事と検索者の悩みの接点を確認する材料として使うことが重要です。

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