Search Consoleで表示回数が0の原因|登録後に確認する順番

ブログ運用

記事を公開した後、Search Consoleを確認すると、表示回数が0のままになっていることがあります。

この数字を見ると、「記事の内容が悪いのではないか」「Googleに評価されていないのではないか」と考えてしまうかもしれません。

しかし、表示回数が0になる原因は記事内容だけではありません。

確認期間やフィルタが違っている場合もあれば、データがまだ反映されていない場合や、記事がインデックス登録されていない場合もあります。

それらに問題がなければ、誰のどの悩みを解決する記事なのか、検索キーワードとの接点が見えるかを確認します。

この記事では、Search Consoleの表示回数が0のときに、待つべきか、確認すべきか、記事を見直すべきかを順番に切り分けます。

前に読む記事

先に、確認したい記事がGoogleへインデックス登録されているかを確認します。

Search Consoleで記事が登録されているか確認する方法|正常・要確認・放置で分ける

表示回数0は記事の失敗を意味しない

Search Consoleの表示回数とは、Google検索の結果に自分のページへのリンクが表示された回数です。

クリックされなくても、検索結果に表示されれば表示回数として記録されます。

そのため、次の数字は分けて考える必要があります。

  • 表示回数:Google検索にページが表示された回数
  • クリック数:検索結果からページを開かれた回数
  • 検索流入:Google検索からサイトへ来たアクセス

私のブログでも、検索流入がない時期に、「不動産投資 返済比率」という検索キーワードで表示回数2回、平均掲載順位83.5位と記録された記事がありました。

クリックは発生していませんでしたが、Google検索への表示自体は始まっていました。

この経験から、アクセスがないことと、表示回数が出ていないことは分けて確認する必要があると分かりました。

反対に、表示回数が0だからといって、すぐに記事の失敗と判断することもできません。

まずは記事を書き直さず、Search Consoleの確認条件から見ていきます。

まず確認条件とデータ反映を確認する

記事側の原因を探る前に、Search Consoleで見ている条件が正しいか確認します。

見る項目は次の通りです。

  • 確認期間に記事の公開日が含まれているか
  • 確認したいページで絞り込めているか
  • 不要なフィルタが残っていないか
  • 検索タイプが「ウェブ」になっているか
  • 公開直後のデータを見ていないか

たとえば、記事を公開した日より前の期間を見ていれば、その記事の表示回数は0になります。

以前設定した検索キーワード、国、デバイス、ページなどのフィルタが残っている場合もあります。

一度フィルタを確認し、記事の公開日を含む期間に設定してから見直します。

また、Search Consoleの検索パフォーマンスには、データが反映されるまで時間差があります。

公開直後や当日の数字だけを見ている場合は、通常2~3日ほど待ってから再確認します。

確認条件とデータ反映の問題なら、記事を修整する必要はありません。

URL検査でインデックス登録を確認する

確認条件に問題がなければ、次に記事がGoogleへインデックス登録されているか確認します。

Search Console上部のURL検査欄に、確認したい記事のURLを入力します。

「Googleに登録されています」と表示されれば、記事はGoogleのインデックスに登録されています。

ただし、インデックス登録はGoogle検索に表示されるための前提であり、実際の表示回数を保証するものではありません。

一方で、次のような状態なら、表示回数を調べる前にインデックス未登録の原因を確認します。

  • 検出 – インデックス未登録
  • クロール済み – インデックス未登録
  • noindexにより除外されています
  • Googleが別のcanonicalを選択している

未登録の場合は、記事の検索順位やキーワードを確認する段階ではありません。

まず、Googleに登録されない原因を確認します。

Googleにインデックス登録されない原因|WordPress記事で見る確認順

URL検査で登録済みと確認できたら、次にページ単位の表示回数を確認します。

ページ単位で本当に表示回数0なのか確認する

サイト全体の数字だけでは、確認したい記事の状態は分かりません。

Search Consoleの検索パフォーマンスを開き、「ページ」から確認したい記事を選択します。

または、ページフィルタに記事のURLを設定します。

その状態で、表示回数、クリック数、平均掲載順位、クエリを確認します。

表示回数が1回以上ある場合

表示回数が発生しているなら、その記事は確認期間内にGoogle検索へ表示されています。

クリック数が0でも、「検索結果に一度も出ていない状態」ではありません。

この場合は、どの検索キーワードで表示されたのか、平均掲載順位がどの程度なのかを確認します。

掲載順位が低ければ、検索結果には出ていても、実際に検索する人が見る位置まで届いていない可能性があります。

表示回数はあるのにクエリが表示されない場合

ページの表示回数が発生していても、クエリ一覧に検索キーワードが表示されないことがあります。

Search Consoleでは、利用者のプライバシーを保護するため、検索回数が少ないクエリなどが表示されない場合があります。

そのため、クエリ一覧が空だからといって、検索キーワードが一度も発生していないとは限りません。

クエリ一覧だけで判断せず、ページ全体の表示回数も確認します。

ページ単位でも表示回数0の場合

確認条件、データ反映、インデックス登録に問題がなく、ページ単位でも表示回数0なら、確認期間内に検索結果への表示が記録されていない状態です。

ただし、表示回数0という数字だけでは、次のどれが原因かまでは断定できません。

  • 掲載順位が低く、表示機会が発生していない
  • 狙ったテーマの検索需要が少ない
  • 検索キーワードと記事内容の接点が弱い
  • 誰のどの悩みを解決する記事なのか曖昧
  • 他の記事と役割が重なっている

この段階で初めて、記事の対象と内容を見直します。

登録済みで表示回数0なら記事の対象を見直す

記事がインデックス登録済みで、確認条件にも問題がない場合は、文字数を増やす前に記事の対象を確認します。

見るべきなのは次の3点です。

  1. 誰が何に困っている記事なのか
  2. 記事を読むと何を確認・判断できるのか
  3. その悩みを検索者がどのような言葉で調べるのか

記事に多くの情報が入っていても、読者の悩みと解決方法が見えなければ、何を解決するページなのかが曖昧になります。

次のような状態になっていないか確認します。

  • 題材だけが決まっており、読者の悩みが決まっていない
  • 誰に向けて書いた記事なのか分からない
  • 記事を読んだ後に何を判断できるのか分からない
  • 一つの記事で複数の悩みを扱っている
  • タイトルと本文で扱っている内容がずれている
  • 他の記事と内容や役割が重複している
  • 検索者が使わない言葉だけで説明している

重要なのは、検索キーワードを本文へ繰り返し入れることではありません。

検索者が抱えている悩みと、記事が示す解決方法を一致させることです。

たとえば、「Search Consoleについて説明する記事」では対象が広すぎます。

一方で、「Search Consoleの表示回数が0のときに、待つべきか記事を直すべきか判断する記事」とすれば、読者の悩みと解決方法が明確になります。

表示回数0の状態と次にすることを整理すると、次のようになります。

確認結果考えられる状態次にすること
期間やフィルタが違っていた確認条件の問題条件を直して再確認する
公開直後だったデータがまだ反映されていない可能性2~3日ほど待って再確認する
インデックス未登録だった検索結果に表示される前提を満たしていない登録されない原因を確認する
表示回数が1回以上ある検索結果への表示は始まっているクエリと平均掲載順位を確認する
表示回数はあるがクエリがない少数のクエリが表示されていない可能性クエリ一覧だけで未発生と判断しない
データ反映・インデックス登録に問題がなく、表示回数0記事と検索の接点を確認する段階読者の悩み、解決方法、検索キーワードを見直す

Search Consoleだけで原因を一つに断定するのではなく、確認結果に応じて次の行動を分けます。

Search Consoleの表示回数に関するQ&A

表示回数0なら記事を書き直した方がいいですか?

すぐに書き直す必要はありません。

最初に確認期間、フィルタ、データ反映、インデックス登録を確認します。

それらに問題がなく、ページ単位でも表示回数0なら、記事が扱う読者の悩みと解決方法を見直します。

インデックス登録済みでも表示回数0になることはありますか?

あります。

インデックス登録はGoogle検索へ表示されるための前提ですが、実際に検索結果へ表示されることを保証するものではありません。

公開後どのくらいで表示回数が出ますか?

表示回数が発生するまでの期間は一律ではありません。

記事の内容、サイトの状態、検索需要などによって異なります。

公開直後の数字だけで判断せず、まずSearch Consoleのデータ反映とインデックス登録を確認します。

表示回数はあるのにクリック0でも問題ですか?

表示回数が少ない段階では、クリック0になることがあります。

まずは検索結果への表示が始まった状態として、検索クエリと平均掲載順位を確認します。

表示回数が増えてもクリックされない場合は、タイトルや検索意図との一致を別に確認します。

クエリが表示されないのは検索キーワードがないからですか?

必ずしもそうとは限りません。

検索回数が少ないクエリなどは、Search Consoleのクエリ一覧に表示されない場合があります。

クエリ一覧だけで判断せず、ページ全体の表示回数も確認します。

まとめ|確認条件・登録・記事の対象の順に見る

Search Consoleで表示回数が0でも、すぐに記事の失敗と判断する必要はありません。

次の順番で確認します。

  1. 期間、ページ、検索タイプ、フィルタを確認する
  2. データが反映されるまで待つ
  3. URL検査でインデックス登録を確認する
  4. ページ単位で表示回数を見る
  5. 表示回数があればクエリと掲載順位を確認する
  6. 登録済みで表示回数0なら、読者の悩みと解決方法を見直す

表示回数0という結果だけでは、待つべきか、記事を直すべきかは判断できません。

確認方法の問題、データ反映前、インデックス未登録、記事と検索キーワードの接点不足を順番に分けることで、次にすることが見えるようになります。

次に読む記事

表示回数が発生した後は、記事が実際にどの検索キーワードで表示されているかを確認します。

Search Consoleで検索キーワードを見る方法|記事別クエリから狙いとのずれを確認する

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